お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(41)が27日、評論家の荻上チキ氏(33)による「炎上ビジネスに加担している」との批判にツイッターで反論した。

 田村は23日、ネット配信ニュース番組「上杉隆のニューズオプエド」に出演。番組内では、ジャーナリストの上杉隆氏(46)が荻上氏とのトラブルについて明かす場面があった。その際、田村は、ふたりの共演を勧めており、「面白くなる」「見たい」などと語っていた。

 荻上氏は27日、同番組についてブログを更新。番組中での上杉氏の発言は事実と異なると指摘したうえで、田村にもメッセージを送っている。荻上氏は、「僕は芸人としての淳さんを尊敬しています。しかし、いまあなたが加担しているのは、炎上ビジネスです」と主張。「デマを流し、嘲笑した人がいて、その人が『反論あれば番組に出ろ』と言っている。そんな状況であなたは、事情もよくわからないまま、『面白いから』『見たい』という理由で出演を促す。実に無責任な行為だと思いますし、淳さんの信頼も損なう行為だと思います」と訴えていた。

 田村は同日、「読ませて頂きました」と荻上氏のブログの当該エントリーへのリンクを貼ったうえでツイッターで反論。「そもそも、本人同士のもめ事は、当人同士が話すしかないと思っています。炎上商法に加担してるつもりはないですし、そもそも炎上してないと捉えてます」と自身の考えを示した。さらに「面白いから見てみたいと理由が封じられてしまうと僕の仕事は何もできなくなります…視聴されるみんなが楽しく、面白く感じる事を発信する事を生業としてますので」とも語る。そして、「直接会えばいろいろ見えてくると思います。僕としては、若き未来を担う評論家と志しあるジャーナリストが仲たがいしてる事は、日本のためになるとは思いません」と呼びかけた。