声優井上麻里奈と前野智昭が16日、東京・角川シネマ新宿で行われたアニメ映画「図書館戦争

 革命のつばさ」(浜名孝行監督)初日舞台あいさつに出席した。主人公の図書隊員・笠原郁役を演じた井上は「図書隊のみんなとかけ合うことが出来て、スッと役に入れました」と役づくりを振り返った。

 「図書館戦争」は、作家有川浩氏のベストセラー小説シリーズが原作で、人権を侵害する表現の取り締まりを目的とした「メディア良化法」をたてに行われる不当な検閲から本を守る図書隊を描く。08年にフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」で全12話のテレビシリーズが放送。このたび、4年ぶりに映画として帰ってきた。

 井上演じる郁があこがれる指導教官・堂上篤役の前野は「堂上をやらせていただいて本当にうれしいし、満足していただける作品になったかと思います」と、テレビシリーズから進化した劇場版の公開を喜んだ。