「貞子3D」シリーズなどで知られる瀬戸康史(25)主演の映画「JUDGE」(古波津陽監督)が8日公開され、都内の劇場で舞台あいさつが行われた。

 作品は7つの大罪をそれぞれ背負った7人が密室に閉じこめられ、命をかけたサバイバルゲームを強要される異色のスリラー。

 瀬戸は「この作品はキリスト教の7つの大罪をテーマにしたもので、人間の醜悪さが出てきますが、逆にいい部分も描かれるので、そこを見てもらいたい」とPR。共演の佐藤二郎(44)は「瀬戸君と僕の顔の大きさの違いで皆さん遠近法が分からなくなり、混乱しているかもしれないが、まさにそんな混沌を描いた作品です」と笑わせた。

 ヒロインの有村架純(20)は「密室でマスクを付けたままの撮影だったので、息苦しく、役柄のように過呼吸気味になりました」と振り返った。