女優井上真央(27)が20日、7月5日公開のアニメ映画「それいけ!アンパンマンりんごぼうやとみんなの願い」の製作会見に出席した。

 初めて声優に挑戦。今作の主人公りんごぼうやを担当した。アンパンマンとバイキンマンを従えて登場した井上は「なかなか2人に挟まれることはないので、友達の子供たちに自慢したいです」とにこにこ。「いつかはチャレンジしたいと思っていた声優のお仕事を、子供のころから大ファンだったアンパンマンでやれることは幸せです」とあいさつした。

 男の子の役だが、声を低く出して、うまく演じた。ただ「笑い声のときだけは、たまに女の子になっちゃうので、自宅でいっぱい練習しました」。

 子供のころは、「マイナーなカレーパンマンが好きでした。地味すぎるから、私が好きにならなくちゃって考えるような、変わった子供でした」と笑いながら、思い出話を明かした。また、アンパンマンから学んだことは、「一番優しい人が、一番強いんだということです。この夏、アンパンマンで映画館デビューしてくれるお子さんがたくさん生まれたら」と願っていた。