声優小野大輔、諏訪部順一、中村絵里子が14日、東京・丸の内ピカデリーで行われたアニメ映画「宇宙戦艦ヤマト2199

 星巡る方舟」(出渕裕総監督)大ヒット御礼舞台あいさつに参加した。この日は、中村がのどの調子が悪く、スケッチブックに言いたいことを書く筆談でトークが進められ、諏訪部が中村が書いたコメントを、甲高い声でアフレコするように読んだ。

 壇上では、製作が劇的に遅れたことが明かされた。諏訪部は「アフレコの段階で、画が相当、入ってなかった。ヤマトは発進しないんじゃないか、と思った」と当時を振り返った。小野は「明日を信じろ、ということですね。それが本当に分かりました」と作品の精神性を絡めつつ語った。

 小野は最後に「(舞台あいさつが)本当に楽しいです。舞台あいさつでは、作品の良さを伝えようと、ちゃんとしゃべろうと意識して、舞台に出る前も、出た後も緊張します。でも、ヤマトの話しをしていると楽しくてしょうがない。それって、イコール愛。旧来のファンも、これからのファンも愛を持っている。ヤマトの旅は終わっていない…旅に終わりはない」とあいさつした。