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 Kidsの堂本剛(29)がフジテレビの土曜ドラマ「33分探偵」(8月2日スタート、土曜午後11時10分)で4年4カ月ぶりに連続ドラマに主演する。剛の連ドラ主演はTBS「ホームドラマ!」以来、フジテレビでは初。ドラマ出演もフジテレビ「星に願いを」以来3年ぶりだ。

 剛が演じる探偵・鞍馬六郎が土曜ドラマのドラマ部分の長さである33分の間に推理、事件を解決する。大きな特徴は、その推理がゆるいこと。緊張感ある事件現場が、そのゆるい推理によって、ゆるい空間になってしまう脱力系コメディータッチのドラマ。

 そのゆるゆるの独特の世界をつくり出すのは原案、脚本と演出も担当する福田雄一氏。06年にビデオ・オブ・ザ・イヤー最優秀賞を受賞、シリーズ合計30万枚を以上のDVDを売り上げた「THE3名様」シリーズの監督、脚本を務めている。バラエティーの構成作家としてもフジテレビ「新・堂本兄弟」(日曜午後11時15分)テレビ朝日「堂本剛の正直しんどい」(水曜深夜0時15分)を担当。マルチな才能で剛から深い信頼を寄せられている。

 剛は「コメディードラマということで、非常に楽しみにしています。笑いのあふれる現場づくりができればいいなと思っています。皆さん、どうぞ楽しみに待っていってください」。同局の鹿内植(しかない・つぎ)プロデューサーは「おバカなことを大まじめにやっている面白さが、最大のキーポイント。堂本さんの新しい一面が見られると思います」と話している。