俳優・成宮寛貴(25)が、TBS系の連続ドラマ「ブラッディ・マンデイ」(10月11日スタート、土曜午後8時)で、ウイルステロ組織を指揮する参謀Jを演じる。同ドラマは連ドラ初主演の三浦春馬(18)が、天才ハッカー役を演じる。ウイルステロ、潜入スパイ、裏切りなどで、次から次へと主要な登場人物が死んでいく作品で、成宮は物語の鍵を握る、天才的頭脳を持つ残虐なテロ集団の指導者役だ。原作者の龍門諒氏が「『J』というキャラクターは、成宮寛貴がイメージ」と指名し、決定した。

 成宮は、撮了した主演映画「ドロップ」で髪の毛をバッサリとカット。それをモヒカン気味に伸ばして、非情さを表現する。「普段、黙っていると『怖い』と言われたり、笑っているのに『目が笑っていない』と言われることが多かったんです。だったら、それを逆手に取って、徹底的に他人を追い込んでいくような悪役をやってみたい」。

 10月クールでは、フジテレビ系「イノセント・ラブ」(月曜午後9時)にも出演。誰にも言えない悩みを抱え愛する人に思いを伝えられないナイーブな役で、同時期に、全く対照的な役柄を演じることになる。