東宝制作ミュージカル「マリー・アントワネット」が1月30日、ドイツ・ブレーメン市のミュージカル・シアター・ブレーメンで幕を開けた。原作は遠藤周作氏の同名小説で、脚本・歌詞ミヒャエル・クンツェ、音楽シルベスター・リーバイの「エリザベート」コンビに栗山民也氏が演出し、06年11月に帝劇で世界初演された。今回は日本発のソフトを海外に輸出し、欧州でロングラン上演という初の快挙で、栗山氏が演出した。シアター・ブレーメンのフライ芸術監督は「観客のスタンディングオべーションに成功を確信した」。5月31日まで。

 [2009年2月1日8時47分

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