女優宮崎あおい(23)の夫の俳優高岡蒼甫(27)との「手つなぎ愛」を報じられたアイドル金原あすか(19)が芸能界を引退していたことが8日、分かった。9日発売の「週刊文春」が報じている。

 金原の所属していたサンミュージックブレーンによると、2月の報道直後、金原が北海道に住む両親と家族会議を開いて「芸能界には向いていない」との結論に達したという。先月に金原が退社意志を事務所に伝え、母親も上京してあいさつした。関係者によると、金原は「高岡さんに強引に自宅に送られた。のどが渇いたというので玄関先で水をあげただけ。決して不倫ではない。潔白です」と話しているという。

 また同誌は、報道の影響から金原が駿台予備校イメージモデルを降板したことも報じている。駿台広報は「金原さんが未成年なことなどを考慮して別のタレントに差し替えた」と説明。金原を起用したポスターは制作済みで100万円単位の印刷代が無駄になってしまったという。サンミュージックブレーンは「金額は言えないが、相当の金銭はお支払いしています」と話した。

 「人間として尊敬できる女優になりたい」という夢を持って北海道から上京した金原だったが、高岡との「不倫疑惑」で夢は散ってしまった。未成年アイドルの人生を狂わせた高岡はどのように弁明するのか。夫との夫婦仲について、報道直後の宮崎は「仲良くやっています」と円満を強調している。

 [2009年4月9日9時8分

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