THE

 ALFEEが9日、今年限りで終了する恒例の夏イベント「YOKOHAMA

 PERFECT

 BURN」(横浜開港150周年記念

 横浜国際トライアスロン大会プレイベント)最終公演を横浜・赤レンガパークで行った。

 82年から開催し、今年で26回目。長い歴史の中でも初めて開催した夏イベントには、思い入れが強い。高見沢俊彦(55)が懐かしそうに振り返った。「オリジナル曲がない状態で74年にデビューし、プロの洗礼を受け、徐々にやってきて所沢航空記念公園にたどりついた。これしかないんだという気持ちで走りだしたのが82年でした」。「普段は何となく避けてきた」というデビュー曲「夏しぐれ」も特別に披露した。

 2日間で計5万3176人を動員し、夏イベント動員数は計150万人を突破。2日間で計1200発の花火がフィナーレを飾った。高見沢は「一番寂しさを感じているのは僕らです。もしALFEEがみんなの青春であるならば、絶対に命に代えても終わらせない」と今後の活躍を誓った。名残惜しそうに2回のアンコールで歌うこと9曲。チケットを入手できなかった3000人が周囲に集まるなど、大勢の人が夏の風物詩の終わりを惜しんだ。

 [2009年8月10日12時53分

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