女優堀北真希(23)が、レオパレス21のCMで「指さしさん」になった。このCMは11日から全国で放送される「指さしさんの朝」編。堀北は出勤前に部屋の中を指さして、戸締まりや忘れ物を確認するしっかり者OLを演じている。

 私生活でも、出掛ける前に何度も家の中を確認するという堀北。CMで「戸締まり、よし!」「電気、よし!」「お財布、携帯…」と1つ1つ声に出し、指さし確認する姿も板についている。最後に鏡を見て「私、よし!」と準備を整え、観葉植物にあいさつをして家を出ていくというストーリー。レオパレス21の「ライフスマートパッケージ」の“しっかりさ”をアピールしている。

 堀北はレオパレス21のCMは初出演。撮影では「毎日やっていたらチェックする順番は決まっていると思うんですよね」と、指さしの順番について監督に提案するなど意欲満々だった。部屋のセットは10畳程度のリビングと2畳のダイニングキッチンで、木目調の家具やミシン、コーヒーセットなどが置かれている。堀北の実際の部屋は「あまりいっぱい物は置いてないです。色は白が好きなので、家具もだいたい白でそろえています」とのこと。

 部屋でリラックスするシーンでは、監督から「休日の何もしていない時間をのんびりしている、平和な様子」という難解な注文が出たが、堀北は視線とちょっとした体の動きで、このリクエストに応えた。丸1日かかった撮影の中でNGは1回だけと、抜群の集中力を発揮した。

 CMで扮(ふん)した「指さしさん」については「いつも自分が出掛ける前の感じを思い出して演じました」と感想を話したが、一方で実際の生活については「ゴロゴロさんですかね。割とソファの上でもゴロゴロしているし、床でもゴロゴロしていますね」と笑った。

 「家がすごく好きなので、結構家の中が充実しているんです。何か作ったりするのが好きで、ソファのカバーも自分で作ったんです。『作ってみよう』と思い立ったら、すぐにお裁縫したりします」と家庭的な一面ものぞかせた。