ロックバンドのエレファントカシマシ(エレカシ)が、野村萬斎主演の時代劇映画「のぼうの城」(犬童一心、樋口真嗣監督、11月2日公開)の主題歌を手掛けることが8日、分かった。題名は「ズレてる方がいい」(発売日未定)。映画は石田三成率いる豊臣2万の大軍にわずか500人の兵で戦った武将、成田長親を中心に描く人間ドラマ。城を水攻めにするシーンが東日本大震災の津波を連想させるとして、公開が約1年延期されていた。

 製作側は、バンド結成30周年を迎えたエレカシの起用理由を「映画は華やかな部分も残酷な部分も知っている人たちの話。音楽業界で長く生き残り、その中でとがった感じを失わない人に歌ってもらいたいというのがベースにありました」と説明。楽曲はボーカルの宮本浩次(45)が脚本を読み、映像を見て書き下ろしたという。宮本は「主人公に自分の心を投影し、『ズレてる奴らのカッコよさ』を正面から歌い上げました」と話している。