女優武井咲(18)が24日、横浜市内で行われたファッション雑誌「セブンティーン」の専属モデル卒業式に出席した。同誌専属モデルの剛力彩芽(19)、昨年卒業した桐谷美玲(22)、10年に卒業した佐藤ありさ(23)が駆けつけ、送辞を読んだ。剛力は「(雑誌を)読んで、すごいキレイな子がいるなと思った。まだ中2なんだってびっくりした思い出があります」と言うと、武井も「ありがとう~」と感謝した。

 06年8月、「国民的美少女コンテスト」をきっかけに芸能界入りし、同11月に初めての仕事が同誌のモデルだった。「5年9カ月を一言で表すのは酷…」と声を震わせたが「初めてファンレターをくれたのもセブンティーンの読者、初めて街で声を掛けてくれたのも読者さんでした」。

 卒業理由は、年齢的なこと、女優業に専念するためという。一方で「まだやめたくないというのが本音」と寂しさを募らせた。約3000人のファンに「咲ちゃん、大好き~」と大声援を受けると、我慢していた涙があふれ出した。それでも「美しく卒業させていただいた。気持ち良かった」と切り替え、新たな1歩を踏み出した。