ソロ活動10周年を迎えた堂本剛(33)が14日、京都・平安神宮特設舞台で「堂本剛2012

 平安神宮ライブ」初日を迎えた。観客約5000人の前に赤と黒を基調とした着物風の衣装を身にまとって登場。昨年4月発売の代表曲「縁(えに)を結いて」など計9曲を披露。MCでは「堅い口調ですけど、本当はかわいいんですよ。皆さんの愛情のおかげで、かわいくいられるんですけどね」と言い、笑いを誘った。

 堂本は故郷、奈良県への思いから「日本の起源」に着目し、「美しきくに…日本」をテーマに音楽活動、アートワークなどのソロ活動を展開しており、神社仏閣でのライブは、堂本の代名詞となりつつある。09年、奈良・薬師寺でのライブを皮切りに、10年は飛鳥・石舞台、薬師寺、平安神宮で開催した。

 平安神宮でのライブは今年で3年連続。観客は、古都の夜を彩った幻想的なステージに酔いしれ、境内に響き渡る歌声に、静かに耳を傾けていた。