福山雅治(43)が、来年元日から放送される「アサヒスーパードライ」新CMでドラム演奏を披露する。タイトルは「For,FAN編」で、コンサートのステージで、福山が巨大なスーパードライの映像をバックに一心不乱にドラムをたたくという内容だ。CM曲は、福山が書き下ろした。

 福山がドラム演奏を披露するのは極めて珍しく、CMでは初となる。コンサートでは主にギターを弾いているが、作曲するときはベース、ピアノ、ドラムなどを使い、バンドメンバーに自らの演奏でイメージを伝えることもあるという。10月に発売した「GAME」のミュージックビデオで、ドラムをたたいている姿を初めてファンに公開している。

 「For,FAN編」の撮影でも、圧巻のドラム演奏でスタッフをうならせた。最後の撮影では、予定のパートが終わっても演奏をやめず、大きなアクションで自由にドラムをたたき続けた。監督から「カット」の声が掛かると、現場から大きな拍手がわき上がった。

 福山は10年からスーパードライのイメージキャラクターを務め、昨年はスーパードライ特別協賛のツアー「FUKUYAMA

 MASAHARU

 WE’RE

 BROS.TOUR

 2011

 THE

 LIVE

 BANG」も全国で開催された。今回のCMは「常にビールの本物のうまさを磨き続けていく」というスーパードライのイメージを、珍しいドラムに挑戦する福山の姿に重ね合わせている。

 現在、パシフィコ横浜で恒例の冬ライブ「福山☆冬の大感謝祭

 其の十二」が開催されている(31日まで)。福山の同一会場での10日間公演は史上初。大みそかのNHK紅白歌合戦にも出場し、「Beautiful

 life」を歌う。2013年もスーパードライの顔として、さまざまなチャレンジを続けていく。