<連載「気になリスト」(80)>

 森葉子(26)青山愛(24)久冨慶子(24)宇佐美佑果(25)。テレビ朝日の若手女性アナウンサー4人による同局55周年応援隊、ゴーちゃん。ガールズが結成され、2カ月になった。1月22日の結成会見から目立った活動はなかったが、4月5日からは「ゴーちゃん。ガールズTV」(金曜深夜2時20分)が始まる。

 20代半ばでアイドル衣装を着ることに、最年長の森アナは「普段の自分とは違う一面が出せました。初コスプレは楽しいです」。一方で青山アナは「笑顔を振りまけるタイプではないので、そこが不安です。会見の時もほおがけいれんしていました」と話した。

 同番組では、富士山に登る企画が浮上。そこで登頂できなかった場合の「罰ゲーム」の公約を宣言してもらった。絶叫マシン嫌いの森アナは「富士急ハイランドのジェットコースター、FUJIYAMAに乗る」。宇佐美アナは「苦手なお化け屋敷に挑戦します」。香草のパクチーが食べられない青山アナは「パクチーのサラダを食べます」と大胆公約。人前でカラオケを歌えない久冨アナは「宇多田ヒカルさんの『Automatic』を振り付け付きで歌います」とハードルを上げた。

 ニュースを読みながらアイドルキャラも演じる女子アナの仕事は多岐にわたる。現在、就職活動中の大学生に向け、1000~2000倍といわれる女子アナ試験を突破した彼女たちにアドバイスを求めると、久冨アナは「すごいことは言わず、面接官を笑顔にすることを考えました」。森アナも「自分を押しつけず、等身大で挑みました」。TOEIC990点満点の才女、宇佐美アナは英語を際だたせることなく「『○○ができます』よりも、背伸びしないエピソードを話しました」と明かした。

 モンゴルを1カ月放浪した直後に試験日を迎えた青山アナは「日焼けで真っ黒でした。それに、周囲が白やピンクといったスーツを着ている中で、私は普通のリクルートスーツ。入社試験はお見合いみたいなもの。自然体で」とエールを送った。【三須一紀】

 ◆森葉子(もり・ようこ)1986年(昭61)4月26日、千葉県生まれ。茨城大時代、インカレ剣道団体でベスト4。09年に同大卒業、10年に入社。家族は両親、姉、妹。170センチ。

 ◆青山愛(あおやま・めぐみ)1988年(昭63)10月14日、広島県生まれ。生後7カ月でニューヨークへ移住した。11年に京大卒業後、同年に入社。家族は両親、姉。162センチ。

 ◆久冨慶子(ひさとみ・けいこ)1988年(昭63)6月27日、神奈川県生まれ。青学大1年で「ミス青学大」に選出。11年同大卒業、12年に入社。家族は両親、弟。160センチ。

 ◆宇佐美佑果(うさみ・ゆか)1988年(昭63)2月4日、東京都生まれ。慶大入学後、米ルイス・アンド・クラーク大に編入。10年卒業、12年入社。家族は両親。158センチ。(3月22日付

 紙面から)