ジャニーズ事務所の最年少メジャーグループ、Sexy

 Zoneが大みそかのNHK紅白歌合戦に初出場することが24日、分かった。顔面偏差値が高い正統派アイドルグループとして、10代女性を中心に人気を集めている。5人の平均年齢は16・4歳。フレッシュな魅力で、大舞台を盛り上げる。今日25日、同局から紅白出場者が正式に発表される。

 Sexy

 Zoneは11年11月にCDデビュー。わずか2年で紅白初出場を決めた。同年9月の結成当時、5人の平均年齢は14・2歳。小学6年~高校3年だった5人は、ジャニーズ事務所メジャーグループ最年少記録を更新した。

 メンバーに、父親がドイツ人で母親が日本人のマリウス葉(13)を起用。国際性を持たせ、世界進出を目指す大型グループとしても期待されて結成された。美形がそろった正統派アイドルグループとして、10代女性を中心に若い世代から支持されている。

 ジャニーズの先輩グループ同様、華々しいデビューを飾った。デビュー曲「Sexy

 Zone」は発売第1週で17・3万枚を売り上げ、オリコン週間ランキングで初登場1位を獲得。初登場首位デビューの歴代最年少記録を更新した。

 紅白出場の決め手の1つ、NHKへの貢献度も大きい。同局Eテレアニメ「忍たま乱太郎」が放送開始した93年から、主題歌はジャニーズの若手グループが担当。Sexy

 Zoneが昨年からそのバトンを受け継いでいる。また、ジャニーズの若手アイドルがこぞって出演する同局BSプレミアム「ザ少年倶楽部」にも頻繁に出演している。

 昨年、関ジャニ∞が初出場。ジャニーズからは同事務所過去最多の5組が出場した。今年はすでにSMAP、TOKIO、白組司会を務める嵐、関ジャニ∞の出演が内定。Sexy

 Zoneを加えて昨年同様、5組が出演するとみられる。09年から昨年まで、4年連続で出場した3人組ユニット、NYCは今年のCDリリースはゼロ。歌手活動の実績が少ないため、出場は見送られる形になった。

 同局関係者によると、紅白サイドはSexy

 Zoneとともに、10代のジャニーズJrも多数出演させることで、若い世代や女性ファンを一気に取り込む狙いを持っているという。Sexy

 Zoneを中心にフレッシュな男性アイドルたちが、大舞台を華やかに盛り上げる。

 ◆Sexy

 Zone

 中島健人(19)菊池風磨(18)佐藤勝利(17)松島聡(15)マリウス葉(13)の5人組。男っぽいセクシーさを第一条件に選ばれ、11年11月「Sexy

 Zone」でCDデビュー。5枚のシングルを発売し、全シングルがオリコン週間ランキング初登場1位を獲得。中島は明治学院大社会学部に、菊池は慶大総合政策学部に在学中。学力偏差値も高い。