向井理(31)綾野剛(31)が共演するTBS系ドラマ「S

 -最後の警官-」(12日スタート、日曜午後9時、初回午後8時54分)が映画化されることが6日、分かった。警察の特殊部隊の活躍を描き、原作は「海猿」で知られる小森陽一氏の同名コミック。向井は高い運動能力を持つ神御蔵(かみくら)、綾野は敏腕の狙撃手、蘇我を演じる。人気ドラマの映画化は放送の反響を受けて製作決定されることが多い中、放送スタート前に映画化が発表されるのは異例。映像のスケール感や娯楽性のある物語が決定を後押しした。関係者は「ドラマは練りに練った脚本。原作も続いているので、もっと広がっていく可能性を持っている」。公開は来年。

 この日、都内の映画館では出演者が出席した試写会が行われた。映画館で試写会を行ったのも、迫力ある映像が楽しめることが理由だったという。向井は「大きなスクリーンでも負けない映画っぽい作りになっている」。綾野も「エンターテインメント性の強い作品」と自信を見せた。

 試写会にはほかに吹石一恵、土屋アンナ、高嶋政宏、大森南朋らが出席した。