<連載「気になリスト」(52)>
昨年12月の「THE
MANZAI」決勝大会で一躍注目を浴びたのが、流れ星の2人だ。ギャグ連発のボケ、ちゅうえい(35)とイケメンのツッコミ、滝上伸一郎(35)。当日のワイルドカード決定戦を勝ち抜き、最後に決勝進出。決勝初戦で「ひじ神様ネタ」で大爆笑を巻き起こし、ファイナル進出と思われたが、審査員投票でノンスタイルに1票差負け。ノンスタイルの最後の1票は、所属する浅井企画の先輩キャイ~ン天野ひろゆきだった。滝上は「天野さんに文句言おうと思ったら、土下座して『何、食べたい?』って。焼き肉食わせてもらいました(笑い)」。ちゅうえいは「おかげで『あったま北、足は南、コンパスおじさんです ! 』ってギャグがやれました」と笑う。
岐阜県立斐太(ひだ)高校の同級生。2年の学園祭で5人組でネタをやって大ウケした。卒業後、ちゅうえいは東京で浪人、滝上は大阪で専門学校に進んだ。滝上は「お前しかいないと誘われた。みんなに断られて、俺しか残ってなかった」。ちゅうえいが大学に受かって滝上が上京、若者の街・下北沢で路上コントを1年間続けた。「ギャル男やパンクスにアドバイスされてました(笑い)」。
00年、浅井企画入りして本格デビュー。お笑い大会準決勝止まりが続いたが、08年からNHK「爆笑オンエアバトル」でタカアンドトシの記録を更新する20連勝、後継番組まで24連勝。フジテレビ系「爆笑レッドカーペット」も「満点大笑」。「営業がちょこっと増えて、深夜のネタ番組に呼んでもらったくらい。どっちの番組も僕らが出る前が大ブームだった」。08年「M―1グランプリ」敗者復活戦で今に至る鉄板ネタ「ひじ神様」で大ウケ。芸人仲間からも「お前らかオードリー」と絶賛されたが、勝ち抜いたオードリーが翌09年に大ブレークした。
高1で出会って20年、ついにブレークの時が来た。「今年の目標は『THE
MANZAI』で、天野さんから1票もらって勝つこと。優勝したらマンションを買ってもらいます(笑い)。全国ツアーのできる芸人になりたいですね」。【小谷野俊哉】
◆流れ星(ながれぼし)00年6月にデビュー。▼ちゅうえい
1978年(昭53)7月29日、岐阜県下呂市生まれ。下呂市ふるさと観光大使。169センチ。血液型A。▼滝上伸一郎(たきうえ・しんいちろう)
78年12月12日、岐阜県高山市生まれ。特技は女装。168センチ。血液型B。




