梅酒メーカーの中野BC、明利酒類の2社による「梅酒ヌーボー」解禁発表会が2日、都内で開催された。

 梅酒ヌーボーは毎年12月の第1金曜日に、その年収穫された梅で作った、アルコール度数20度で作られた新酒の呼称。11年からスタートしたもので、今年で6年目となる。今年は3月に梅の名産地、和歌山がひょうの被害に遭い、収穫量が減ったものの、小ぶりな実に成分が凝縮。関係者は「過去最高の香り」と表現した。一般社団法人梅酒研究会では、今後さらに梅酒ヌーボーの企画に参加する企業を増やす予定で「来年に向けて20社が目標」としていた。今後は飲食店での解禁イベントなど、新酒に触れる機会を増やす予定だ。