安倍晋三首相は10日、遺伝性の骨の難病と診断されたことをSNSで公表した民進党の原口一博元総務相に対し、激励のメッセージを送った。

 原口氏が、自身のフェイスブックで明らかにした。

 原口氏が公表した文面によると、首相は「政治家として難病の告白は難しい決断ですが、頑張る原口さんの姿に難病に苦しむ多くの人たちもきっと勇気づけられる事と思います」「ご快復(原文ママ)を心よりお祈りします」と、激励している。

 首相はかつて潰瘍性大腸炎を患い、第1次内閣を1年あまりで退陣するきっかけになった。

 原口氏は、首相のメッセージを受けて「難病と闘う私に。安倍総理、御自ら励ましのお言葉を賜りました。野党の一議員の私に。とても感激しました」「難病と闘う皆さまへの励ましでもあります」などとつづり、謝意を示した。