将棋の最年少プロ、藤井聡太六段(15)が25日、名古屋市などで行われた「第15回詰将棋解答選手権チャンピオン戦」に優勝し、史上初の4連覇を成し遂げた。藤井は10問全問正解で100点満点。小学6年(当時二段)だった15年の大会初優勝以降のV4。実戦の終盤の力に直結する詰め将棋でも、金字塔を打ち立てた。類いまれなる読みの速さに、関係者は「モンスター級」と絶賛した。
藤井の4連覇に、東京で参加した棋士も脱帽した。2月の朝日杯決勝でも対戦した広瀬章人八段は、「詰め将棋を解くにはある程度若くて、ひらめきと読みが必要とされる。その点、藤井さんは解くスピードも精度も正確。しばらく彼が連覇し続けると思う」と話した。今回3位の及川拓馬六段は「(藤井さんは)読みの処理速度が、一般のプロ棋士の倍はある。だから、詰め将棋や持ち時間の長い将棋に向いている」と強さを分析。今回2位で、過去この大会に6回優勝している宮田敦史六段は、「リベンジしたい」と悔しさをにじませていた。

