西武高橋光成投手(19)が2試合連続完投勝利で3勝目を挙げた。

 完封を目指してマウンドに上がった9回、代打下園に左中間適時二塁打を打たれ、20イニングぶりに失点した。「前回より完封を意識した。8回後半から球威が落ちてきて、なんとかしようと思ったけど9回、甘い球を打たれてしまった」と悔しがった。それでも毎回の11奪三振の快投。最後は筒香の打球を左すねに当てて、それが二塁手の正面に飛び、二ゴロとなってゲームセット。田辺監督も「何か持ってるのかな」と不思議がる幕切れで勝利を手にした。