日本の男子1600メートルリレー(4×400メートルリレー)が、今夏のパリオリンピック(五輪)の出場権を獲得した。

“マイル侍”は7カ国による予選1組で3分0秒98の1着となり、上位8カ国で争う決勝へ進出。上位14カ国以内に与えられるパリ大会への出場切符を手中に収めた。1走の佐藤拳太郎(富士通)から順に、西裕大(MINT TOKYO)、佐藤風雅(ミズノ)、川端魁人(中京大クラブ)が冷静にバトンをつなぎ、全体4位のタイムを残した。決勝は5日(日本時間6日)に行われる。

日本は22年世界選手権で日本新記録となる2分59秒51で過去最高の4位に入った。400メートル日本記録保持者の佐藤拳、日本歴代3位の佐藤風、同5位の中島佑気ジョセフ(富士通)ら実力者ぞろいで、パリ大会ではメダル獲得が懸かっている。

同大会では男子400メートルリレー(4×100メートルリレー)も全体2位で予選を通過し、パリ五輪の出場権を獲得している。