駒苫の野球部長が暴力、V報告会は中止
夏の甲子園2連覇を達成した駒大苫小牧高校の篠原勝昌校長は22日夜、臨時記者会見を開き、今年6月と8月に野球部長(27)が部員に対して殴るなどの暴力をふるっていたことを発表した。同校は野球部長を謹慎処分とした。
同校教師の野球部長は、教頭らの事情聴取に対し「体罰的暴力をふるった。申し訳ない」と事実を認めたという。これを受け、同校などは23日未明、同日午後に札幌市の道庁前で行われる予定だった優勝報告会について中止を決めた。同日午後に予定されている苫小牧市内での優勝報告会については同日午前に検討する。
同校などによると、部長は6月2日の朝の練習後、3年生部員1人を練習態度などを理由に平手で顔を3、4発たたいた。部員はあごが外れ、かみ合わせが悪くなったという。
また甲子園入りした後の8月7日にも、宿舎で食事中だった同じ部員を食事の仕方を理由に部屋に呼び出し、スリッパで1回たたいた。
8月8日に学校に匿名の電話があったことがきっかけで、9日には校長、教頭ら学校幹部は暴力を把握したが、大会後に処分すればいいとして、高校野球連盟などには報告していなかった。篠原校長は「このようなことになり、申し訳ない」と謝罪した上で「優勝旗返還の話が出るかもしれないが、どんな結論でも受け止める」と述べた。一方、暴力をふるわれた部員の家族は「学校側は事実と違うことを発表している」と話している。
[2005/8/23/01:36]
写真=野球部長が部員を殴った問題で記者会見する駒大苫小牧高校の篠原勝昌校長(共同)
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