萩本監督、ボールパーク構想
「欽ちゃんパーク」が実現に向けて動きだした。クラブチーム「ゴールデンゴールズ」の監督を務めるタレント萩本欽一(63)が11日、本拠地に決めた茨城・桜川村総合運動公園を初視察した。ナイター照明が輝く野球場に足を踏み入れ「これは良すぎる!」とビックリ。飯田稔村長と一緒に跳びはねて喜んだ。会見では「小さい所帯で仲良くやりたい」と、都市近郊でなく村を選んだ理由を説明。野球場の横に劇場を造るなど、家族で楽しめるボールパーク構想も披露した。
思わず二郎さんとの名コントを思い出しちゃった? 萩本監督は、ホームベース上で両手を上げてジャンプを繰り返した。「ウソ〜! すごい! 良すぎる! 僕らにはもったいないよ!」。人口7250人の小さな村にある野球場。「きっといろいろ補修にお金がかかるんだろうなあ」と思っていたら、ナイター照明に外野の天然芝、4810人収容の観客席…。夢の実現が大きく近づいたのだから、興奮を隠せないのも無理はない。「選手に見せたら、緊張するかな…。少し壊そうか?」。照れ笑いしながら身をよじらせた。
夢舞台となる桜川村総合運動公園野球場は、97年1月に完成した。日本プロ野球OBクラブ(大沢啓二理事長)が本拠地球場として使うため、建設中に同クラブのアドバイスを参考にし、ブルペンや電光掲示板なども備えた。萩本監督は、同クラブから本拠地としての使用を打診された。
「初めて聞いたのが3日前。条件は2つあって、1つは村にあること。小さな村をにぎやかにしたい。もう1つは、いい球場があること」。霞ケ浦の南岸にある桜川村は、農業人口率が45・5%。全面積のうち39・2%が水田で「選手に畑仕事で足腰を鍛えさせたい」という同監督の希望に合致した。「選手は村内の空き家に住ませて、野菜をつくってもらうよ。僕もこの土地にいたいから、ここに住むことになると思います」。畑ばかりの環境に満足していた。
既に球場の周囲には、子供用の遊具やピクニックができる芝生などがあり、同監督が理想とするボールパークが出来上がっていた。「僕のつくろうと思っていたものがあったよ。あとは球場の観客席をもっと前に出すとか、球場の横に500人ぐらい収容の劇場を造るとか…」。アイデアが続々とわいて出てきた。寒風吹きすさぶ中、日没後もサブグラウンドを視察した。まさにフィールド・オブ・ドリームズ。「早く選手に見せたいな。あさって(13日)にもバスで来るよ」。子供のようにはしゃいでいた。【柴田寛人】
[2005/1/12/17:08 紙面から]
写真=本拠を置く桜川村総合運動公園野球場を視察した萩本監督は、あまりのすばらしさに感動のジャンプ
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