ヤフーがネット競売で不正防止策
ヤフーは30日、独立行政法人の産業技術総合研究所と共同で、インターネットオークション(競売)の不正防止などを目的に、新しいネットの安全技術の開発に取り組むと発表した。
ネットオークションをめぐっては、実在の事業者を装ったメールを送り付け、正規のサイトそっくりの偽サイトに誘導しID、パスワードなどを入力させて盗むフィッシングと呼ばれる手口の詐欺事件が増えている。
ヤフーによると、同社のネットオークションでは昨年12月だけで、利用者からフィッシング関連とみられる不審メールが送られてきたとの申告が46件あった。
共同開発では、IDとパスワードを暗号化し、偽サイトに入力しても情報が漏えいしない新しい認証技術の開発を目指す。その後は技術標準を目指し、他社のシステムでも幅広く利用してもらえるようにする。研究期間は1年間、予算は2000万円で両者で負担する。
国内最大手のヤフーのネットオークションには、平均で約894万点の出品があり、05年の年間取扱高は約6500億円。同社はこれまで、データ解析技術を活用し不正出品物を自動検知、削除するシステムなどを導入している。
[2006/1/30/19:53]
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