猪口邦子少子化担当相が1月の記者会見でぶち上げながら、政府内の賛同を得られずに足踏みしている「出産無料化」制度について、6日の参院予算委員会で激しい議論が交わされた。
追及したのは民主党の蓮舫氏。「(猪口氏は)『検討が煮詰まった段階ではない』とすぐに発言を修正した」と指摘すると、猪口氏は「(出産無料化は)若い世代などから頻繁に寄せられる意見だ」とあくまで「要望の1つ」と早口で釈明。
「小泉チルドレン」のピンチに小泉純一郎首相も「猪口大臣はきわめて明確に分かりやすい答弁をする発信能力の高い大臣だ」と助け舟を出したが、蓮舫氏は「少子化担当大臣の評価は首相ではなく見た人がする」と一蹴(いっしゅう)した。
最後に猪口氏は「(出産無料化は)財務相にお願いしたいところだ」と財源不足に責任転嫁したが、蓮舫氏は「発言する前に財務相とご検討いただきたい」と調整不足を批判した。
[2006/3/6/22:02]