リオデジャネイロ市内で行われる競技の先陣を切って、アーチェリー男子のランキングラウンドが行われた。

 個人、団体の組み合わせを決める同ラウンド(72射、720点)は、風もなく、晴天に恵まれた絶好のコンディションとなり、リオのカーニバルが行われる同会場で、スタートした。

 ロンドン五輪銀メダリストの古川高晴(31=近大職)は、序盤から安定したパフォーマンスを発揮して680点をマーク。64人中7位と好発進した。

 4大会連続出場の古川は「今日は打ちやすくて、風もなく、天気もよかった。前半、後半と安定して打ててよかった」と納得の表情を見せた。

 なお同ラウンド1位の金優鎮(韓国)は世界新記録の700点をたたき出した。