リオデジャネイロ五輪のメイン会場、五輪公園があるリオデジャネイロ西部バーラ地区で12日、ドイツのカヌー・スラロームのコーチ、シュテファン・ヘンツェ氏(35)らが乗ったタクシーが事故を起こし、ヘンツェ氏が15日死亡した。地元メディアが伝えた。

 ヘンツェ氏はチームの別の男性スタッフとともに選手村に向かっていたが、タクシーがコンクリート壁に激突した。男性スタッフも軽傷を負った。事故原因は不明。

 同氏は2004年アテネ五輪のスラローム男子カナディアンペアで銀メダルを獲得した。