リオデジャネイロ五輪柔道日本代表が15日、成田空港着の航空機で帰国した。男子のメダリスト7人、女子5人が祝福の花束を受け取ると、詰めかけたファン、関係者約400人から大きな拍手が送られた。

 その後、記者会見が行われ、男子90キロ級で金メダルを獲得したベイカー茉秋(21=東海大)は「小さい頃からの夢が実現できて良かった。東京五輪では連覇を目指したい」と話した。

 73キロ級金メダルの大野将平(24=旭化成)は「4年後を目指さないわけにはいかない。自分の気持ちを整理して、小さな目標から頑張っていきたい」とコメントした。

 また、女子で唯一の金メダリストとなった70キロ級の田知本遥(26=ALSOK)は「幸せな気持ちでいっぱい。大切なことを学べた大会になった」と笑顔で話した。