日本が12-7で強豪フランスを倒して、準決勝進出を決めた。

 前半に先制トライを許して、0-7とリードされた。だが、後半開始早々にトゥキリロテがトライを奪って、2点差に詰め寄る。その後も豊富な運動力を生かして、相手陣地で試合を進めた。降りしきる雨の中で、試合終了まで残り17秒の場面で、後藤輝也が中央にトライを決めて逆転した。終了のホイッスルがなるとベンチの選手も飛び出して、歓喜の輪を作った。

 逆転トライを挙げた後藤は「前が空いていたんで、いけるなと思った。いいプレーをすればここまで来られると信じていた」と胸を張った。

 1次リーグ初戦でニュージーランドを破った勢いが止まらない快進撃。11日(日本時間12日)の準決勝ではフィジーと対戦する。