リオデジャネイロ五輪男子テニスで、世界6位の錦織圭(26=日清食品)のメダルが見えた!

 同4位で4大大会2度の優勝を誇るスタン・バブリンカ(スイス)が2日、スイスのテニス連盟を通じ、ケガの影響でリオ五輪の欠場を表明した。

 これで、現在の世界ランクで出場予定の上位陣は、同1位のジョコビッチ(セルビア)、2位のマリー(英国)、5位のナダル(スペイン)となり、錦織は4番目。第4シードがつくことが濃厚となり、上位3人とは準決勝まで対戦しない組み合わせとなる可能性が高い。もし準決勝で敗れても、3位決定戦があるため、メダルへのチャンスがふくらむ。

 日本のテニスは、20年アントワープ五輪で熊谷一弥がシングルスで、熊谷と柏尾誠一郎がダブルスで銀メダルを獲得。このメダルが、日本五輪最古のメダルでもある。錦織は、リオ五輪で、それ以来、96年ぶりのメダル獲得に挑む。