J1第1ステージは鹿島が優勝した。ゴールとアシストの合計から算出した「スコアポイント(SP)率ランク」でも、2位に金崎、5位に土居、6位にカイオと鹿島のFW3人が10傑入り。他のチームはFW1人のランクインにとどまった。鹿島はMF柴崎も今季リーグトップタイの6アシストをマークするなどで21位。チームの総合力の高さが際立った。

 SP率ランク首位は広島FWウタカ。移籍1年目で得点ランク1位の13得点、4アシストを記録した。ステージ終盤に調子を上げてきたMF柴崎(13位)とともにチームをけん引。MF青山ら故障者続出の中、昨季王者はステージ4位に踏みとどまった。

【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)