なでしこジャパンMF澤穂希(36)の1次リーグ初戦のスイス戦先発が決定的となった。

 出場すれば男女通じて世界初のW杯6大会連続出場になる。15歳だった93年12月6日フィリピン戦で初出場で4得点してから、日本人男女史上初の200試合出場も達成する。

 佐々木監督は急きょ冒頭15分以外を非公開にして実戦形式の練習を行った。前日2日(日本時間3日)に「あと3、4人を悩んでいる」と話していた先発は、ほぼ固まった様子。5月24日のニュージーランド戦、28日のイタリア戦で先発した澤は、得点も挙げ攻守で指揮官の信頼を勝ち取った。また、右足首捻挫が回復したMF阪口は「ボランチ(守備的MF)で試合が決まるといっても過言ではない」言い切り、澤とコンビを組むことが濃厚だ。