国際親善試合イラク戦(11日、日産ス)とW杯ロシア大会アジア2次予選シンガポール戦(16日、埼玉)に臨む日本代表の海外組合宿6日目が6日、千葉県内で行われた。

 冒頭でFW本田圭佑(28=ACミラン)とMF香川真司(26=ドルトムント)がハリルホジッチ監督に呼ばれ、前日の心拍数などのデータを示されながら指導を受けた。開始の円陣の後はFW岡崎とDF長友に対して個別のアドバイスを送った。

 午前練習は4グループ=(1)初日から参加しているMF長谷部、DF吉田らフィールドプレーヤー7人(2)GK川島(3)3日に合流した岡崎、長友(4)前日5日に加わった本田、香川、に分かれて実施。本田と香川はピッチの横を使った約70メートルのシャトル走などに取り組み、苦しそうな表情を見せつつ体を追い込んだ。

 (3)の岡崎と長友も途中まで別メニューだったが、有酸素運動の最中にハリルホジッチ監督から呼ばれた。「あと残り4分」と伝えたが「途中でいい。こっちに来てくれ。レガース(すね当て)を着けて」と手招き。急きょ(1)のボール回しに参加させる場面もあった。

 この日は土曜日。昼前から地元クラブの利用予定が入っていたため、開始時間を45分早めて行われた。