手倉森ジャパンに続くぞ! なでしこジャパンの佐々木則夫監督(57)が27日、台湾から成田空港着の飛行機で帰国した。

 五輪出場を決めた手倉森ジャパンの試合もホテルのテレビで観戦していたという。「よかったですね。手倉森ジャパン」と祝福。来月末から大阪市で開催されるサッカー女子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選に臨むが、「われわれも元気、パワーを送ってもらえた。我々も絶対やらなきゃとしみじみ感じた。女子サッカーの次のためにも頑張らないといけない」と意気込んだ。

 現地では「4カ国親善大会」の中国-韓国戦を視察した。「選手の層も厚い。相手のパワースピードを消しながらやらないといけない」と中国への警戒心を強めた。

 昨季まで引退した澤氏が付けていた背番号10の後継者については「直前に発表します。練りながらやってるところ」とした。その上で「新たな10番のイメージでもいいんじゃないか。ある程度はしっかり長く(背番号10を)続けてほしい。澤選手の後の10番は重みを感じるでしょうし、それに負けない気持ちがないと」と話した。