U-22日本代表が、パリオリンピック(五輪)1次予選を兼ねているU-23AFCアジアカップ(アジア杯)予選の第2戦で、同パレスチナ代表と対戦し、FW藤尾翔太(22=町田)の得点で2連勝を飾った。

6-0で大勝した初戦のパキスタン戦から先発メンバーを10人入れ替えて臨んだ一戦。前半23分に、同世代に初選出されたDF高井幸大(19=川崎F)の縦パスから、MF山本理仁(21=シントトロイデン)、小田裕太郎(22=ハーツ)とパスをつなぎ、最後は藤尾が決めて先制に成功した。得点に関わった全員が今大会初先発で、大岩剛監督の期待に応えて見せた。

次は12日(日本時間13日)に第3戦バーレーンと戦う。

U-23アジア杯予選は11組に分かれて分散開催され、日本はパキスタン、パレスチナ、バーレーンと同組になり、中2日での3連戦となる。各組1位と、2位の上位4チームが五輪最終予選を兼ねた来年4月からカタールで行われるアジア杯に出場する。アジア3位までが五輪出場権を獲得し、4位はアフリカ勢とのプレーオフに回る。

 

スターティングメンバーは以下の通り

▽GK

1鈴木彩艶(シントトロイデン)

▽DF

5木村誠二(東京)

15畑大雅(湘南)

17中野伸哉(G大阪)

22高井幸大(川崎F)

▽MF

6川崎颯太(京都)

7山本理仁(シントトロイデン)

10鈴木唯人(ブレンビー)

13平河悠(町田)

19小田裕太郎(ハーツ)

▽FW

9藤尾翔太