<親善試合:韓国0-0日本>◇12日◇ソウル

 試合序盤から激しい攻防が展開された。韓国3-4-3、日本4-3-3とともに攻撃的な布陣。日本は前半15分、DF駒野友一が相手と競り合った際に右腕付近を負傷してDF内田篤人と交代するアクシデントに見舞われた。前半27分、FW本田圭佑が左サイドからシュート。同32分には、韓国が素早いリスタートからFW崔成国が左足を振り抜いた。39分にFKをMF辛炯■(■は王へんに民)が頭で合わせ、その3分後には再び本田圭が左足シュート。

 後半開始早々、韓国が主導権を握った。同9、10分とゴール前至近距離まで侵入。後半30分以降は日本が猛攻。35分、本田圭の折り返しに、MF長谷部誠がフリーで走り込んだが、ダイレクトシュートはクロスバーの上。44分には、再びボールを奪った本田圭がドリブルで持ち込んで左足シュートを放ったが相手GKに阻まれた。

 新体制下でのライバル対決は、互角の勝負で引き分けに終わった。