日本代表選手の待遇改善を求める日本プロサッカー選手会会長の熊本MF藤田俊哉(39)や元日本代表のカズこと三浦知良(43=横浜FC)らが22日、東京都内のホテルで記者会見し、勝利給の増額や肖像権料の分配など選手会の主張を訴えた。選手が直接立場を表明するのは初めて。選手会と日本サッカー協会双方の弁護士が交渉している。藤田会長は「将来のために話し合うのが今というタイミング」と話した。改善されない場合の国際親善試合のボイコットについては「ボイコットやストといったつもりはない」と話した。カズは1試合10万円から20万円とされる日本代表の勝利給について「J1の方が多くもらっている。代表はもっともらっていい」と語った。日本代表の本田圭佑(24=CSKAモスクワ)からも映像メッセージが届いた。