日本協会は19日、W杯アジア3次予選初戦の北朝鮮戦(9月2日、埼玉ス)と第2戦ウズベキスタン戦(同6日、タシケント)に備え、所属クラブに招集レターを送った海外組19人を発表した。右肩脱臼の重傷を負い、回復状況が微妙なDF長友佑都(24=インテルミラノ)や、MF本田圭佑(25=CSKAモスクワ)、香川真司(22=ドルトムント)ら常連組が名を連ねた。ドイツ2部ボーフムに移籍したばかりのMF乾貴士(23)もリストアップされた。3次予選2試合の海外組はこの19人の中から選出される。メンバー発表は25日。原博実強化担当技術委員長は「レターを出さないと招集できないので、可能性のある選手には全員送りました」と説明した。

 招集レターが送られた選手は以下の通り。<GK>川島永嗣(リールス)<DF>長友佑都、内田篤人(シャルケ)、槙野智章(ケルン)、伊野波雅彦(ハイデュク・スプリト)、安田理大(フィテッセ)、吉田麻也(VVV)<MF>松井大輔(ディジョン)、阿部勇樹(レスター)、長谷部誠(ウォルフスブルク)、本田圭佑、家長昭博(マジョルカ)、細貝萌(アウクスブルク)、乾貴士、香川真司、宇佐美貴史(バイエルン)<FW>岡崎慎司(シュツットガルト)、森本貴幸(ノバラ)、宮市亮(アーセナル)