日本サッカー協会は11日、大阪市内で理事会を開き、日本女子代表の佐々木則夫監督(53)との契約をロンドン五輪終了後の2012年9月30日まで延長することを決めた。

 従来の契約は12年1月末までだったが、女子代表が9月の五輪予選を突破したため。田嶋幸三副会長(53)は「しっかりと評価したからこういう契約になった」と話した。

 女子の底上げのため、なでしこリーグの下部に当たるチャレンジリーグで出場機会の少ない選手を中心に日本女子選抜を編成し、15~24日に中東へ遠征することを承認した。元日本代表選手の本田美登里監督(46)が率いる。

 また、自動体外式除細動器(AED)をJリーグ、日本フットボールリーグ(JFL)、なでしこリーグ、Fリーグの各チーム、日本代表の各年代チームに携行するなどを義務化した。