日本サッカー協会は30日、世代別代表のコーチングスタッフを発表した。

 2015年U-20W杯ニュージーランド大会を目指すU-18日本代表監督には、02年に磐田をリーグ制覇に導くなど経験豊富な鈴木政一氏(58)が就任。コーチに磐田の監督経験がある内山篤氏(53)、アシスタントコーチ(U-17代表コーチ兼任)に川崎Fの監督経験がある高畠勉氏(44)が就いた。

 日本はU-20W杯出場権を3大会連続で逃しており、15年大会の出場権獲得は最重要課題。ここ2年間は母校日体大を指揮していた鈴木監督は「プレッシャーはあるが、選手をいかしたチームづくりをしていきたい。勝つためにではなく、A代表につながるためにどうするか考え、そして結果を出すことが大事」と意気込みを語った。

 日本協会の原博実強化担当技術委員長(54)は「Jリーグの経験や育成年代の経験が多い人ということで鈴木さんということになった」と就任の経緯を説明した。