日本代表はヨルダンとのW杯ブラジル大会アジア最終予選へ向け24日、チャーター機で敵地のアンマン入りした。勝ち点13でB組首位の日本は26日午後5時(日本時間午後11時)からのヨルダン戦に勝てば、5大会連続5度目の本大会出場が決まる。

 ザッケローニ監督は口をきりりと結び、引き締まった表情で空港に到着した。選手たちはリラックスした表情で、香川真司(マンチェスターU)らは出迎えたファンにサインしながらバスに乗り込んだ。

 試合会場となるアンマンのキング・アブドラ国際スタジアムの芝はやや荒れた状態で、日本が得意とするパス回しが機能するかは微妙。24日のヨルダンの練習ではパスが不規則に弾む場面もあった。

 遠藤保仁は「ピッチ状態は100%、いいわけではないと思う。つなぐというのは日本のスタイルなので挑戦したいが(自陣の)ゴール前は安全に気を付けてやりたい」と慎重に戦う姿勢を示した。