<女子アジア杯兼女子W杯アジア予選:日本7-0ヨルダン>◇18日◇1次リーグA組◇ベトナム・ホーチミン近郊

 なでしこジャパン(FIFAランク3位)がヨルダン(同54位)に7-0で大勝し、勝ち点7のA組1位で準決勝進出を決め、5位までに与えられる来年のW杯出場権を手にした。

 第2戦から先発全員を入れ替えたなでしこジャパンは、前半にFW吉良知夏(22=浦和)がヘディングで先制ゴール、MF中島依美(23=INAC神戸)が2点目を決めた。後半開始早々に阪口夢穂(26=日テレ)が3点目。相手のオウンゴールで4点目が入った。30分過ぎには中島がFKを直接決めて5点目、阪口が頭で6点目、終了間際に吉良が7点目を決めた。守ってもヨルダンに得点を許さず、完勝した。

 佐々木監督は「本当にみんながよく頑張ってくれた。まずはW杯出場権を獲得したことに尽きる。相手がどういう状況であろうが全員で戦うことをやってくれたと思う」と選手をねぎらった。

 W杯は来年6~7月にカナダで行われ、7大会連続出場となるなでしこジャパンは2連覇を狙う。