岡田ジャパンの代表メンバーが、7月3日に都内で慰労会を開催することが分かった。チームキャプテンのGK川口能活(34=磐田)が音頭を取り、代表メンバーだけで都内に再集合する。こうした集まりは過去の代表メンバーでも例がなく、極めて異例の会合となる。家族の急病でブラジルに戻る闘莉王を除き、ほぼ全員が集まる予定だ。

 岡田ジャパンでは、控え組と先発組の間に大きな隔たりがなく、特にカメルーン戦に勝利してから、一体感は急激に促進された。パラグアイ戦でも、延長戦に入った時には中村俊ら控え組が、ドリンクを出場メンバーに配ったり、タオルを渡すなど、代表チームとしてのまとまりを感じさせた。本田、松井らの海外組や、遠藤、大久保ら関西勢も日程を調整して東京に集合する。戦いは終わっても、W杯南アフリカ大会メンバーとしての結束は固いままだ。