日本代表にとって14年W杯ブラジル大会へのスタートとなる9月4日の親善試合(国内)が、パラグアイ代表との再戦になることが22日、正式に決まった。

 国際サッカー連盟(FIFA)の公式ホームページにオフィシャルマッチデーの予定として日本-パラグアイ戦が掲載された。W杯南アフリカ大会決勝トーナメント1回戦でPK負けを喫した因縁の相手だ。

 日本協会は南アフリカ大会期間中から、新生日本のスタートとなる対戦相手について検討、交渉を重ねてきた。9月から欧州選手権の予選が始まり、アフリカ大陸ではネーションズカップの予選中となっている。強化の観点からアジア勢を外し、南米の中で対戦相手を探していた。日本が11年7月の南米選手権に出場することも、南米勢との対戦に向けて追い風となった。