<トゥーロン国際:日本0-2トルコ>◇1次リーグA組◇23日◇フランス・ペルックスタジアム◇40分ハーフ
【イエール(フランス)23日(日本時間24日)=福岡吉央】五輪代表が1次リーグ初戦でトルコに完敗し、早くも崖っぷちに立たされた。関塚ジャパンとして初の対戦となった欧州勢相手に、フィジカルや球際での弱さを露呈。後半途中からは急造の攻撃的布陣で挑んだが、逆にカウンターから失点。ロンドン五輪を2カ月後に控え、不安要素を露呈した。25日のオランダ戦の内容次第では、本番に向けてチームの改善が急務となってくる。
関塚ジャパンが五輪本番を2カ月後に控え、厳しい現実を突きつけられた。五輪欧州予選を兼ねたU-21欧州選手権で予選敗退したトルコ相手に完封負け。中盤でボールはつなげたが、ゴール前で決定機を作れたのはわずか2回。関塚隆監督(51)は「これが世界。しっかり戦える部分、戦えない部分を肌で感じた」と、現実を受け止めるしかなかった。
こぼれ球を拾えず、フィジカルの強い相手に1対1で負ける場面が目立った。反則でしか止められず、フリーキックを何度も与えた、後半16分にオウンゴール。「同じ場所でファウルを与えすぎた」とDF鈴木。
後半27分からは練習でも試していない4-1-4-1の攻撃的布陣で反撃に出たが、カウンターから失点。MF扇原は「こういうレベルでは1つ1つのプレーが失点につながる。改善しないと五輪では厳しい。ボールを動かさないと日本は勝てない」。試合後には選手で緊急ミーティングを開いた。
次戦はさらにフィジカルの強い選手がそろうオランダ。一夜明けた24日の練習では、先発組以外はシュート練習やミニゲームで士気を高め、先発組は軽めのメニューで次戦に備えた。五輪では初戦でスペインと対戦するだけに欧州相手に同じ失敗は許されない。オランダ戦がトルコ戦と同じ内容に終われば、早急なテコ入れが必要となってくる。


