<国際親善試合:日本3-1ガーナ>◇10日◇横浜国際総合競技場

 MF遠藤保仁(33)が代表136試合目で、初の2試合連続ゴールを決めた。得点以外にも精度の高いFKで1アシストし、勝利に貢献した。

 後半19分に本田とのパス交換で前線に飛び出し右足でコースを狙い澄ましたミドルシュート。相手GKの手をはじきゴールへ吸い込まれた。「シュートレンジだった。いいタイミングで(本田)圭佑からパスが来た。コースが甘かったけど、うまくいった」と話し、前線に飛び出したことについては「うーん、分かりません(笑い)。状況的に。3列目が飛び出したほうが攻撃に厚みも出る」とグアテマラ戦の直接FKに続くゴールに笑みを浮かべた。

 後半27分にはFKを本田の頭にぴたりと合わせた。「あのへんにいいボールがいけばと思っていた。(吉田)麻也も前でつぶれてくれて、あの得点で楽になった」と振り返った。日本に欠かせない存在であることを、改めて示した。