元日本代表監督の岡田武史氏(58)がオーナーを務める四国リーグFC今治が23日、愛媛・今治市内で新体制発表会見を開催した。岡田オーナーはユニホームの背中に人気グループEXILE(エグザイル)などの事務所「LDH」、袖に三菱商事など大型スポンサーが付き、前U-17日本代表監督の吉武博文氏(54)、J1清水などで監督を務めた大木武氏(53)がスタッフ入りすることを発表した。

 目標は8年後に今治市に2万人収容の多目的競技場を建設し、さらには10年後にJ1優勝争い、アジア・チャンピオンズリーグ優勝争いを繰り広げるという目標を掲げ「不可能だと思ったら、こんなことをしていない。家内にはあきれられましたけど、58歳でチャレンジできることに幸せだと思う」と意気込んだ。

 また、LDHのGENERATIONSに所属する愛媛県出身の白浜亜嵐がスペシャルゲストとして登場。「できる限り、何らかの形でFC今治に貢献したい」と宣言。岡田オーナーも「試合に来られるかな。来られたら警備が大変だな。来る時はコソッと来てね。観客が増えるかも」と笑顔で応じていた。